【雑記】取捨選択について思うこと

いつもありがとうございます！　雑文多くてごめんなさい^_^;
占いだけ読みたい人は、スルーしてね。

断捨離をする人はダンシャリアン、断捨離をすることを断捨る、と言うらしい。
日本語の崩壊ってすごいな。いや、これは進化か。

徹底的に掃除したときは、心の中で、「断捨離だね！」とか思ったりするけど、私は断捨離の本とか読んだことないので定義はよくわからない。
要するに、ちゃんと要るものと要らないものを見極めようよ、ってことなんだと思う。
つまり難しいのは、「要るか要らないかわからないもの」を、どっちかに無理矢理振り分ける、っていう作業だと思う。判断というか決断というか。

けどさ。それって、ジャンルによると思うんだよね。
人生ってのは、無駄があってもいい。適度にね。
あんまりクリーンな人ってのは、私にとっては魅力がない。
クヨクヨするのも醍醐味だし、誠実さの一部だと思うもんね。

年齢が上がるにつれて、時間の使い方は確かに断捨離したほうがいいかな。
体力も時間も限られていると痛感してる人は、選別せざるを得ない。
けど、もし発展性を求めているなら、ルーチンの中に発展性はない。
無駄なものの中に、見直せるものがあるか、っていうのが大事な気がする。

要るか要らないかわからないものに悩んだら、復活させてみたらいいんじゃないかな。
すでに新しいパソコンがあるのに放置してあるパソコン、無理矢理頑張って使ってみるとか。
高かったんだけどなーと思うけどどこか気に入らない服を、一日だけ着てみるとか。
そしたら、諦めつくと思うな。やっぱり無理だな…って。
最後に、ごめんね、ありがとうっていう気持ちになるんじゃないかな。

ただし、断捨離って、モノに対してするもんだと私は思っている。
時々人間を整理する人がいるが、あれは傲慢だ。
他人にやったことは自分に返ってくる。
拒絶された人の気持ちを考えない人は、どこかで人から拒絶される。

時々、ＳＮＳなんかで、長く連絡ない人は友達切らせてもらいます、なんて人いるでしょう？
あれ、失礼きわまりない。おいといてなんの邪魔になるというの。
モノじゃないんだから。相手には心がある。
縁というものは必要になったらまたつなげればいい、ってもんじゃないんだから。
切るべきは、毎日のように連絡あっても、迷惑な人、とかでしょう。
１０年前に親切にしてくれたけど、今は疎遠になってる人なんかは、復活させてみてもいいし、そのままグレーゾーンにおいといていいんじゃないの。

グレーゾーンのキャパの大きい人間ていいよ。器ってそういうことじゃないかな。
今すでにあるものはできる限り大事にする、ってのもひとつの選択だしね。
何を捨てるか、じゃなくて、何を大事にするか。…が大事なわけであって。
ゴミ屋敷みたいに病的なのはそりゃ問題だけど、捨てられない人は、「私は捨てないモン」と自分を認めていいよ。捨てたくない気持ちを大事にすればいい。

悩まずに捨てられるモノは、単なる不要品だ。
悩んだ末に、捨てる。その結果は受け入れる。
悩んだ末に、捨てない。その結果は受け入れる
これって、結局同じことだ。実はどっちでもいいんじゃないか。

モノをたくさん大事にしたい人は、広い家が必要なのと同じように。
人をたくさん大事にしたい人は、広い心のキャパが必要、ってだけの話。
最低限のモノ、最低限の人間関係で生きるのもある意味かっこいいけど、そういう人って、「排除率」が高いってことだよ。
ヘタしたら排除されちゃうかもしれないぐらい高潔な人なんて、怖いじゃん。

執着や葛藤がなければ、人生にドラマは生まれない。
苦しいから執着を捨てましょう、ってラクになる道もいい。私はそっちがラクでいい。^_^;
でも、苦しくても執着してやろう！って人もかっこいいと思うし、そんな人が間違いなく大物になる。
応援したいのは、こういう人だもん。
全員が釈迦のように欲望を捨てたら、この世はなんとつまらなく、人類は少子化することか（笑）