柚茶の星占い

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火星の魚座入り

ちょいと遅れましたが、1/12に火星が魚座へ移動しました。

これは実に約2年ぶりのことです。

なんせ、私はのんびり魚座なんですが、魚座は本来火星が苦手です。
水の星座にとって火は性質が真逆…
攻撃、戦い、前進、意欲、白黒はっきりつける、スピーディーな展開、そういったものを促す火星の威力。
火星が自分のハウスにやってくると、有無を言わさず、ジェットコースターのような展開に巻き込まれます…
年末からそんな空気があったんですが、もう今まさにそんな感じです。
とにかく忙しい(涙)

魚座っていうのは、支配星が海王星という遠いところにあるとてもゆっくりとした巡りの星で、海王星は2011年から魚座にいます。
それまで約12年間水瓶座にいたのですが、165年ぶりに自分のホームグラウンドに帰ってきて、その力を発揮し始めたところなんですね。
次に海王星魚座から出ていくのは、2026年。
この間、魚座生まれの人はとても生きやすい時代なのかもしれません。
世の中の人が、物事の本質に気付き始める。
規則や建前、常識といったものでは割り切れない、人としての感情や直感力などがクローズアップされる時代になりつつあるのです。

少し話はそれますが、2011年まで海王星が長い間水瓶座にいたため、世の中の人の考え方は、ずいぶん進化したと思うのです。
団体行動や常識よりも、個性を大切にするということ。
いつの間にか世の中がそんな方向へ動いていったのは、この海王星の見えない力が、水瓶座で革新やオリジナリティを強調していたからなんですね。
マイノリティーがもてはやされ、世の中に出てきた時代。
多くの人が独立起業したり、大規模よりも少数精鋭、といった考え方の時代だったと思うのです。

しかし、海王星というのは、サイレントマジョリティの意識を変えていく力を持っています。
そういう意味では、海王星魚座はもともとサイレントマジョリティの多い日本人にとって、大きな力を得られる時代かもしれません。

目に見えないもの、神秘的なもの、感受性、芸術性、犠牲心…そういったものを司る魚座海王星の力が強く働いているところへ、火星というとても現実的で自己中心的な星がやってきたわけで、この時期、物事は非常に二面性をおびる時期だと思います。
火星も、いつものように猪突猛進に進むのは、ちょっとためらってしまう、っていうような。

例えば戦おうとするとき。
敵と真正面からぶつかるのではなく、じわじわと周囲に味方を増やしていつの間にか自分に有利な状況を作り上げる、とか。
表向きは「太陽と北風」作戦で、いかにも味方のふりをして、敵のふところに入ってしまうとか。
そういった行動が、いかにも魚座-火星らしい雰囲気です。
ストレートに行動するのではなく、ちょっと含みがある。
でもそこは犠牲的精神の強い魚座なので、「誰かのため」に、本意ではない行動も勇気を出してやっている、という面があると思うのです。

次に火星が移動するのは、2/20。牡羊座へ移動します。
火の星座である牡羊座へ戻ると、火星は一気に攻撃性を増します。
「当たって砕けろ!!」的な勢いになるのは、この時期。
なので、本格的に行動を起こすのは、2/20以降にしておくと、勇気が出るはず。
ま、自ら勇気をふるい起こさなくても、そのあたりで自然とそういう展開になっていくと思う。
なので、今は、周囲や足場を固めておく時期、と思っておけばいいかもしれない。
なんせ魚座ってのは、足下が不安定なので(^_^;)、火星にお尻を叩かれて、日常のルーチンを強化していく、というイメージもあります。

全体的な流れは、今そんな感じ。
時間があればまた、それぞれの星座への影響も書きたいと思うんですが、なんせ忙しくて(涙)

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